視点1:評価経済時代の政治家像=橋下徹市長(以下、岡田さんのコメント※湯川さんの講義メモより)
評価が上がれば、影響力を持つことができる。これまでは資金力などでしか影響力を行使できなかったのが、知名度や評価などの人気投票に近いもののほうが影響力を行使できるようになってきた。
橋下徹さんは、大阪府知事から市長になったのはおもしろい動き。普通なら府知事の次は国政を狙う。でも橋下さんは、評価を高めるほうが影響力を持つということを理解している。橋下さんは、絶対に負けないようにしている。負けないためには、勝てる戦場でしか戦わない。なので府知事から市長になった。そこで集まった評価をレバレッジして国政すら動かせることができる、というのが橋下さんの読みだと思う。読みとしてはすごく正しいと思う。
ほかの政治家は、政治を評価経済的に考えずに、だれにどのような得をさせるのかを考えている。貨幣経済的に考えている。こんな状態だからほかの政治家は橋下さんには勝てない。
つまり、評価を集めることで、全員のコンセンサスを取ることに時間をかけるのではなく(そもそも確実に答えがあるわけじゃないからコンセンサスなんかとれっこない)、実験をするチャンスを獲得できる。そして、うまく行けばまた次のチャンスを得ることができるということです。確かに、もはや最大公約数を見つけてシステムを作る時代ではなく、新しい仕組みを見つけていく時代には、政治家も評価経済型でなければ、対応できない気がします。